ウッドデッキ工事をおこないました。 [あさがやハウス]

もう、貯金が底を尽きそうですが、妻と相談して、この機会にすべての工事をやってしまおうということになり、別途工事扱いにしていた玄関ポーチと中庭部分にウッドデッキ工事を実施することにしました。
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ネットで施工業者を探していると、ウッドデッキ工事の相場はおおむね¥35,000/㎡程度であることが
わかりました。玄関ポーチと中庭を合わせて約10㎡ありますから、おおよそ35万円前後になるのではないかという予想で3社から見積もりをとりました。
一番高いところがA社40万円、次がB社、35万円、そしてC社は2種類のデッキ材で見積もってくれて、高い方は36万円程度、安い方は33万円程度で出てきました。
A社はウリン材、B社は強度、耐久性などがウリンと同等のマサランデューバ材でした。
そしてC社は、イぺ材とセランガンバツ材でした。
特にどの材でなければならない、ということはなかったのですが、事前の調査では、セランガンバツは他のウッドデッキ材に比べ、若干耐用年数が低いというデータを出しているWebページがありました。そのため、値段が少しやすいのかも知れません。
しかし、木材の物性データを調べてみると、曲げ強度は、ウリンとセランガンバツは142N//m㎡でほぼ同じくらいで、イぺよりは少し劣るといった感じです。縦圧縮強度は、セランガンバツはウリン、イぺに比べ、かなり低く73N/m㎡でした。しかし、ウッドデッキとして使用する場合、縦圧縮力が働くことはほぼないですから、曲げ圧縮強度が強い方が良いということになります。この点では、セランガンバツはウリンと変わらないし、値段は安いということになります。
ということで、C社の見積り価格33万円で工事を依頼することにしました。念のため、30万円に値引してもらえないか交渉してみたところ、消費税込み30万円で請け負ってくれるということになりました。事前の打ち合と採寸をおこなった後、工事日は2月6日、7日に決定しました。
2月6日8時過ぎには、もう工事の人がやってきて、材料を下し始めていました。「今日は、どうぞよろしくお願いします。」とあいさつしてきた青年は、一見すると高校生みたいな風貌ですし、格好もおよそ大工さんの格好らしくなく、高校生か大学生の運動部の部活のような格好です。もう一人の、少し年上そうなお兄さんの方は職人さんっぽいものの、どうもこちらの方が、下っ端のようでした。へんてこりんな2人組がこのあと完璧な仕事をこなしてくれました。
ウッドデッキに用いられる南洋材はスギやヒノキなどに比べると非常に硬いため、小細工の加工はとても大変だということは別の現場の経験で感じていました。中庭も玄関ポーチも単純な四角形平面ではなく、台形状の形をしているので、細部の納まりが難しいだろうなと、想像していました。時々工事の様子を見ていたのですが。きっちり休憩は取りますが、作業にかかると、とても慣れた手つきで効率よく素早く作業をこなしていきます。細部の加工も臆することなく、ルーティン作業のようにこなしていきます。そして、夕方、あたりが暗くはなってしまいましたが、6日、1日で工事を完成させてしまいました。
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工事の確認に細部をチェックしてみましたが、外周部はきっちり5mmnの隙間を設けてくれて、外壁の水切りと干渉する部分もきれいに加工がしてあります。レベルもこちらが伝えた通りのレベルで仕上げてくれました。とても満足のいく出来上がりでした。
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