松戸~流山 [My Home Town]

私の住んでいる北小金の裏手、つまり北側はすぐさま流山市になる。その松戸市と流山市の境に坂川という川が流れている。

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北小金は、その昔小金城というお城があったそうである。おそらくこの地域でも特に小高く見晴らしの良い場所を選んで築城したのではないかと想像される。北小金だけが周りのどこからでも望むことができる小高い場所になっている。自転車に乗っていると、どの方角からアプローチしようとも帰宅するときには必ず心臓破りの坂を上ることになる。

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さっきの写真と反対側を見ると、左手が坂川で、右手後方には、こんもりとした森が続いているが、流山市も小高い台地状の地形のところに広がっている。そのため、北小金から流山に行くときには、必ず、何回か坂を登ったり、下ったりすることになる。

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江戸川沿いには川の両脇に広大な低地が広がっている。そこを常磐自動車道が横切っている。写真は常磐道の流山ICの近くだ。今は田んぼだけど、その昔は川だったのではないかと想像している。その低地の向こう(奥)は、川と平行に小高い台地になっている。ここに流山市の市街地が広がっている。

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江戸川の脇の低地から坂を登って台地にあがると、昔ながらの田園風景が広がっている。北西の自然の森を背にして居宅を構え、居宅の南西側は防風林で覆い、その前面に田畑が広がるという形式は、このあたりに見られる共通の形式である。

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そんな、農村風景の中に、面白い民家があった。私のお気に入りだ。かなり、小さな家だから、その昔は、小作人の家か、あるいは物置だったりするのだろうか。この民家が面白いのは、妻入りでも平入りでもない、その中途半端な形態と、1階右側の角の部分が可動間仕切りになっていて全開放できるのだ。これがまた、まわりの自然のなかにポツンと建っているのが、なんとも可愛らしいのだ。
ちなみに、写真で切り取られているので、連綿と続く田園風景の一コマのように感じられるかも知れないが、少し右にアングルを移せば、どこにでも見られるような今風の住宅が建ち並んでいるような場所なのだ。
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