北小金の神社 [北小金]
北小金駅の北口を出て本土寺への参道を歩き始めてすぐ、左手の細い道を入っていくと突き当りに本当に小さな神社がひっそりと建っている。
石碑がいくつか建っているので、そこに彫り込まれた字を読んでみると、鹿島神社らしい。鳥居前には建立を記した石碑も建っており、読み辛いが「寛政12年・・・?」と書かれているようだ。今で言う「定礎」の銘板と同じようなものか?。インターネットで調べると(便利になったものだ)、寛政12年は、西暦1800年だそうだ。江戸時代、今から210年前になる。
210年前の誰だか知らないが、とにかくこのあたりの人がこれを建てたと想像するとわくわくしてくる。まさに、バックトゥザフィーチャー、JINの世界である。この写真を携帯電話で撮影したと210年前の人に話したら驚くだろう、そもそも、携帯電話に驚くだろう、兵庫、播磨の国の人間がこれを撮影したと言ったら、驚くだろう、などと想像しながら、とりあえずお参りをしておきます。今年、3回目のお参りです。
話は変わるが、NOKIA N95に載せられているCarl Zeissレンズは、こういったシミや垢など、時間の痕跡のようなものを実に克明に記録してくれる、ということを常々感じている。
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